元々は、リリースするつもりで保護したくろりん。 去勢手術をしていただいたクリニックで。 ずっと、おとなしく、良いコだったと、おほめいただいて。 このコは飼い猫になれるコだから、面倒見ませんか? と、勧められる。
でもそのときは、自分で飼える自信は全くなくて。 できうれば里親さんを捜してあげたい、とお答えしたのでした。 だけど、推定5歳の大人の猫なので、里親さん探しは難航することが予想され。
それに、お外に帰すにしても、心配なことが一つ。 オス猫の場合、去勢手術をすると喧嘩が弱くなるという説があること。 クロは気の優しい性格なのか、我が家のベランダでご飯を食べに来ていたときも。 他の猫が来ると、必ずと言っていいほどご飯を譲ってしまう。 よくよく見ていると、自分が全く食べていないときは譲らないし。 それに、手を出させることもしないけれど。 少しでも食べていれば、譲ってあげていた。 喧嘩が弱くなったら、こんなことで野良として生きていけるのか? (現実問題として、それまで生きていたし、冷静に考えれば多分問題はないはずなのですが) また、夏の休暇で、10日ほど私が帰省していた時。 ご飯をあげられずに心配していたところ。 ずいぶんとやせた姿で現れたくろりん。 思えば、このコは、1日のうち大半を我が家のベランダと。 そこから見える芝生の上で過ごしていたのだ。 もしかしたら、彼にとって有効なえさ場は我が家しかないのかも知れない。 そう思った。
初めての野良猫保護で、手際が悪く手術とワクチン接種で、とりあえず2W我が家にいたくろりん。 その間、どうするか悩み続け。 じゃあ、本猫に選んでもらおうか。 と。 ベランダに連れて行ってみた。 すると、あっという間にそれまで保護していた寝室に逆戻り。
「これはもう、飼うしかない!」 と、その時決心していれば、美しい話なのですが、そうでもないのです。 まだ迷っていた。 捕まえられた場所だから怖かったのかも。 そう思っていました。
その直後ぐらいでしょうか? もう1頭、猫を保護しました。 春にはとらちゃんだけだった我が家の食客ですが。 9月に入る頃には、総勢6頭になっていて。 そのうちの1頭、とらちゃんの近縁と思われるコを、そんな時に保護した訳です。 それもほとんど出会い頭の事故みたいなもの。
TNRを続行するつもりではあったものの。 諸事情で、しばらくお休みするつもりだったのに。 うっかりしまい忘れたトラップの中に。 餌も仕掛けてないのに入り込んでしまったとら猫1頭。 前からリトルと名付けていたコでした。

朝7時ぐらいに気がついたので、診療開始時間を待って、クリニックに電話。 即日手術の運びとなりました。 実は、私はこのコを女の子だと思っていたのが、その時違うと判明。
このコの方は、クロの前例があったので、ワクチン接種も上手く運び。 保護後10日でリリース可能な状態になりました。
で。 クロと同じように、ベランダに連れて行ってみたら。 30分ぐらい、室外機の前でぼんやりしていましたが。 ふと我に帰ったのか、お外に飛び出していきました。
それで。 ようやく、クロはもう外には行かないんだ。 そう確信した訳です。
それ以降、クロは正式に我が家のコになりました。 ランキングに挑戦中です。 お手数ですが、2ぽちしていただけるととっても嬉しいです。  またのアクセスをお待ちしています。
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